不妊治療の記録3
夫婦の検査が終わり
お互いに問題はなかった。
精子にも卵子にも問題はなくむしろお互いに良い基準値を叩き出していた。
原因は以前にも話した妻の『チョコレート嚢腫』が原因だった。
他にも、もっと細かい原因はあると思う。
直接的なのがこれだった。
どれだけ活きが良い卵子が作られていても卵管で詰まっていたら
そりゃ受精しないわけだ。
不妊治療といっても種類がいくつかある。
個人の段階に寄って区分けされるようだ。
妻の場合は自然妊娠が不可能なので体外受精か顕微授精のどちらかだった。
体外受精と顕微(けんび)授精について軽く説明したいと思う。
体外授精とは
取り出した卵子に精子をふりかけ、自然に受精するのを待ち、その後戻す。
顕微受精とは
受精の成功率で言えば顕微受精が90%らしい。
だが技術料が別途かかってくるのでそこは要確認だ。
妻の場合は顕微受精となった。経緯は忘れた。
クリニックでも説明はあったが毎回良い卵子が取れるかは
わからないようだ
一度とってみて、良い状態ではなかったから
私の卵子はダメなんだではなく
卵子の質にも波があるようだ
そしていつ良い卵子が取れるかはわからないらしい
年齢と共に質は確実に下がっていくのだが
妻の場合は実年齢より若い質の卵子であった。
そしてたまたま良い状態の卵子でもあった。
不妊治療を考えている人は悪いことは言わないので
とにかく早めに取り組んでもらいたいと思う。
お金の問題や家庭の問題や仕事の問題など、問題は山積みではあると思う。
だがそれらを言い訳にして年齢を重ね、いざ治療を開始すると
年齢とともに流産する確率がぐんと上がる。
作られる卵子には個人差があり、お母さんのお腹の中にいる間に
一生分の作られる卵子の数は決まっているらしい。
出来るだけ早めに良い卵子がある状態の時に治療をした方が
より確率は上がるのだ。
当時、妻の年齢は39歳で流産の確率は約半々だった。
ほんとに賭けみたいなものだった。
それに50万賭けるギャンブルと一緒だ
もう少し妊活をしてみてダメだったら・・・
○○歳になったら・・・
ではなくやろうと思ったらすぐ行動をした方が良い。
後で必ず後悔する
そしてその時にどれだけ後悔しても何にもならないし
一生後悔することとなる。
それなら今無理してでも早めに決断し、行動した方が
後々後悔することは少ないと思う。
不妊治療をやめた途端に妊娠した!など多種多様な体験談など
意見がネットにある中、どれを信じたらわからないと思う。
不妊治療のストレスが原因で妊娠しなかったり
何が正解かは結果論になってしまうのだが
とりあえず興味があり、話だけでも聞いてみたい!といった
気持ちが少しでもあるなら無料で説明会は行われているので
夫婦揃って出席して納得するまで話を聞いてもらいたいと思う。
なんだかクリニックの回し者のようになったが
善は急げ!だ
なんだか長くなってしまったので今日はとりあえずここまで