こんちゃんのブログ

気ままに好きなこと書いていくよ!

虹を架ける鳥 21 セキセイインコのキキちゃん

うちのインコがが亡くなって妻は毎日泣いていた。

 

辛い思いばかりさせてしまった・・・

もっといっぱい可愛がってあげたかった・・・

 

 

妻は後悔し続けていた。

 

筆者はそんなことはないと

慰めることしかできなかった。

 

そんな中、身の回りで起きた不思議な出来事を書いていこうと思う。

 

◆1つ目

ソーラーで動く鳥型のおもちゃがあった。

うちのインコの友達のような存在だった。

 

普段なら天気の良い時にしか動かないはずなのだが

曇っていても動いたり、夜でも動いていたりしていた。

 

妻はそれを見るたび

キキちゃんが来てる!と嬉しそうに泣いていた。

 

 

◆2つ目

筆者が晩御飯を食べてから

タブレットで動画を見るのが日課なのだが

動画を見ているとタブレットが勝手に動き出したりしたのだ。

 

思い返してみればいつもあのインコに動画を見ているのを邪魔されたたのを

思い出す。

 

タブレットを置いて見ているとタブレットの上に乗って

いつも邪魔してきていた。

 

◆3つ目

筆者が布団で寝ているとおデコのところに風が『フッ』と流れて

起きたことがあった。

 

夜中だった

 

窓も開いていないしものが落ちた気配もない

 

まるであのインコが人のおでこで遊んでいたような風の吹き方だった。

 

◆4つ目

一番驚いたのがこれかもしれない

不妊治療を続けてきていたが

このタイミングで妊娠判定が出たのだ。

 

妻は生まれ変わりだと喜んでいた

 

 

この他にも色々と細かな不思議なことはあった。

 

うちのインコが亡くなってから起きた出来事

 

筆者はこの手の話は信じないが

 

それで妻のメンタル面が少しでも救われるのならそれで良いと思った。

 

だから妻が信じる、転生や生まれ変わりについても否定もしなかった。

 

妻が言うにはペットが亡くなると虹を渡って

向こうの世界へいって幸せに暮らすそうだ。

 

 

そしてうちのインコを亡くして半年ほど経過した。

妻はペットロスから徐々に回復してきていた。

 

他のインコが亡くなったりすることがあったら思い出して

泣いていたりしたが最近は普段通り元気にしている。

 

ところが筆者がそうでもなかった。

 

妻を慰め、仕事に追われ

ゆっくりインコと向き合わずここまできてしまった。

 

なんだかんだいって、引きずっているのは筆者の方だったかもしれない

 

今回、このことを書いているのも自分の中で整理をつけたかったのかもしれない

 

うちのインコとは遠ざけて書いていたが

キキちゃんキキちゃんと可愛がっていた。

 

うるさかったがあれだけ懐かれたら可愛くないわけがなかった。

 

このブログも書きながら涙を浮かべて書いている。

 

もっとキキちゃんとの思い出を書きたかった。

書ききれないぐらい思い出がある。

 

一年半と短命ではあったが

 

夫婦の責任で死なせてしまったことを後悔しているし

恨まれてても仕方ないと思っている。

 

でもそんな風には思っていないだろうし

大好きな家族にそんな風に思われるのも嫌なんだろうと思ったりもする。

 

病院で最後に会った時に連れ帰って看取るべきだったとか

あの時、こうしていれば違った結果になっていたのではなどなど

後悔は止まらない

 

もっと色んな景色を見せたかった。

もっとたくさん遊んであげたかった。

もっと色んなおもちゃを買ってあげたかった。

もっと色んな表情を見せて欲しかった。

 

インコらしくない生意気なキキちゃんが大好きだった。

 

キキちゃんを飼い始めた頃はインコの表情などわからなかった。

 

でも今なら写真を通してみるとなんとなく

表情がわかる気がする。

 

 

妻は今でも毎日、お水を取り替え

 

綺麗なお花におやつをお供えしている。

 

部屋の中はインコグッズで溢れ、どこを見てもキキちゃんの写真がある。

 

口にこそ出さないが私たち夫婦は毎日、キキちゃんのことを思い出している。

 

それが何よりの供養になると信じているから

 

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そして今日の天気は晴れだ

 

晴れた空を見ていると、うるさいくらい元気だったキキちゃんを思い出す

 

晴れているとどこかで見ているのかな、なんて思ったりする

 

 

亡くなってしまったが、私たち夫婦の中でいつまでもキキちゃんは生き続ける。

 

生まれ変わりなど信じないが今回ばかりは

 

そんなことがあっても良いのかなと思う

 

またどこかで出会えることを信じて・・・