不妊治療の記録2
どうもこんちゃんです。
不妊治療の話1からの続きになります。
不妊治療を始めるにあたってぶつかる問題はお金の問題だ。
いくらやる気があってもお金がないとそもそも始められない
金額だって安くないし、金持ちしか不妊治療してはいけないような気がする金額だ。
普通に妊娠できることはどれだけ幸せなことかと思う。
もう一つ問題がある
それはメンタル面だ
お金がどうにかなってもメンタルをかなりやられてしまう人もいるようだ
お金に余裕がなくメンタルにも余裕がないと言い争いが増えてくる
これから不妊治療を考えている方は、お金に余裕がなくとも心にゆとりを持って不妊治療に当たって欲しいと思う。
お金に余裕のない私たち夫婦がとった行動は
助成金が入るまでお金を借りるだった。
筆者には金銭面で頼れる人がいなく、仕方なく嫁の父親に借金をした。
二回に分けて借りたが計50万ほど
お金がないのに治療するなよと思うかもしれないが、妻の年齢が年齢で40歳手前てのが大きかった。
貯まるまで待っていたら年齢と共に流産の確率も比例して上がってくるようで少しでも早く、治療できるなら取り組みたいという気持ちが強かった。
バカでも良いから五体満足で健康で生まれてきてくれさえば良いと強く思う。
筆者はバカで体も弱いので似ないでほしいところだ。
そんなこんなでお金を用意し
レディースクリニックに通うこととなる。
まず、初めにやったことは
検査だ
体質に問題がないかなど事細かく調べられた。
そこでとても貴重な経験をした。
良い機会なのでこれから治療を予定している
パパさんに見てもらいたい。
精子の検査についてだ
検査てどうするの?てなるけど
答えは単純だ
出すだけだ
だが、出すのに色々と問題があった。
まず、蓋つきのカップを渡され、メンズオンリーと書かれた部屋へ案内される。
扉を開けると本棚があり黒いケースに入ったDVDらしきものがいくつかあり、そこを抜けて部屋に入る。
部屋はいくつかあり、空いている部屋に入る。
そして出すわけだが
その部屋のことは今も忘れない
たたみ一畳ほどの部屋にテレビと椅子
数冊の雑誌が置かれた部屋だった
入り口すぐには手洗いがあり
ここで綺麗にして帰れてことだ
早速、試みてみるが
環境が違うせいか、筆者は集中出来なかった。
雑誌に手を伸ばし色々見てみるが中学生の時の刺激はなかった。
テレビの下にはDVDデッキがあり、イヤホンが繋がれている。
とっさに気付いた、入り口のところにあったDVDらしきものはここで使うものなんだと
筆者は必死に頑張ったが、なかなかフィニッシュできず
試行錯誤しているうちにあるノートに気が付いた。
学生ノートというのだろうかどこにでもあるノートで中身を見てみると、この試練を経験された先輩達の応援メッセージが書かれたノートだったのだ。
その中身を見てクスッと笑える内容もあれば勇気付けられるメッセージがいくつかあり、それを読んだ筆者はなんだか勇気が湧いてきたようだった。
メッセージに励まされてなんとかフィニッシュを迎える
カップに入れて蓋をして提出
部屋を退出して待つのだが
メンズオンリーから出てくる男の人を見ると
この人も頑張ったんだなという気持ちになった。
看護婦が手伝ってくれれば手っ取り早いのにと、どこかで思っていてが女性にはこんな話できない。
とりあえず今日はここまで