こんちゃんのブログ

気ままに好きなこと書いていくよ!

虹を架ける鳥 1 セキセイインコのキキちゃん

 

私たち、夫婦の大切な家族を紹介したい。

 

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セキセイインコのキキちゃん

 

近くのホームセンターにペットショップがあり

私たち夫婦は犬が欲しかったが飼えないので

ただ眺めて帰るだけといった感じだった。

 

子供もいなかったので余計ペットが欲しかった。

 

 

 

この日は、なぜか鳥や爬虫類コーナーも見て回ることに

その時にいたインコがこの子だった。

 

妻が昔から飼っているハルクインという柄のインコがいて目に止まったらしい

眺めていたらインコを触らせてくれた。

 

妻は昔からインコを飼っていたようでインコには慣れているが

筆者は違った!鳥など触ったこともなければ何されるかわからないし

怖い!といった勝手なイメージが先行していた。

 

 

妻は嬉しそうにそのインコを抱きかかえ何か話しかけていた

 

『ねぇ見て!かわいいね』と筆者に訴えてくる

インコに向かって『うちに来る!?』と聞くと『ピー!!』と答えた。

 

あまりにも妻が嬉しそうに抱きかかえ、なかなか離れないので

『安いし飼っちゃえば?』というと

 

妻は『え!?いいの!?』と返ってきた。

 

誰もダメだとは言ったつもりはなかった。

 

妻が面倒を見るのが条件でそのインコを飼うことになった。

 

 

まだ小さく、あと一週間ほどペットショップで育ててから

うちに来ることとなった。

 

そのインコを飼うと決まってからの妻はよほど嬉しかったのか

約束の一週間が待ちきれず合間に様子を見に行っていたらしい。

 

筆者は、はっきり言って鳥なんぞに興味はなかった。

 

無趣味は妻に何か刺激があれば良い程度で考えていた。

 

鳥かごと止まり木とおもちゃをいくつか購入

そのインコを迎える準備をし、当日迎えにいった。

 

小さな箱に入れられた、そのインコは大事そうに妻に抱えられ

箱の中で音をたて、うごめいていた。

 

夫婦の名前を取り、『キキちゃん』と命名した。

 

知らない場所、知らない人がいるせいか

背中を向けたままこちらの様子を伺っている様だった。

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このインコを飼い始めて2日目に事件は起きる。

 

その画像がこちら

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仕事中に妻から送られてきた画像にぎょっ!とした。

 

妻からは『逃げられて捕まえられない』『なんとかしてほしい』

 

一緒に遊びたくて遊びたくて仕方なく、遊ぼうとしたら

慣れていないから逃げられたんだろうと思い、妻に問いただすと

案の定、その通りだった。

 

妻は昔から遊んでいるからついと言っていた

 

筆者

『いやいや、この子はまだ来たばかりで不安なんだよ』

『人間だって信頼してないかもしれないのに』

『窓が開いてたらどうすんの?カラスの餌だよ?』

 

と妻を怒ったが、起きてしまったことだ仕方がない

 

捕獲作戦が実行された。

 

鳥目なのを利用し部屋を暗くし

軍手を履き、下から優しく捕まえてカゴへ戻した。

 

筆者は触るのに慣れていなかったので軍手でw

 

途中、かなり暴れたが仕方なかった。

 

この事件をきっかけにそのインコは人の手に恐怖心を抱くように

なったと思う。

 

とりあえずこの日はなんとか大事にならずに済んだ。

 

 

それから一週間ほど、インコのお昼ご飯をどうするかで

妻と話し合いがあった。

 

まだ小さく粟玉という餌をお湯で湯がいてなんかの粉を混ぜて

餌を与えていたが、時間が乾くと餌が乾いてまだ小さいそのインコでは

食べることができないらしい

 

共働きだったが、職場が近くすぐに戻ってこれる筆者がお昼ご飯担当となった。

 

貴重な昼休憩を削られるので乗り気ではなかったが

餌が食べられないんだったら困るから仕方ないということでやることに

 

約一週間ほどで良いとのことだったので

お昼になると自宅へ帰り、餌やりを一週間繰り返した。

 

餌やりの際、カゴを開けて器をいれるが

まだ人に慣れていないのかカゴを開けたら

一番上へ避難してこちらの行動をじっと見ていた。

 

一週間お昼を一緒に食べて、昼寝をしていくうちに

気付くと、そのインコも食べて、お昼寝をするようになっていた。

 

そんな姿を見て、少しだけインコへ対する見方が変わったような気がした。

 

そして

このインコが私たち夫婦に大きな存在になろうとは

この時は思いもしなかった。

 

つづく・・・

 

 

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