虹を架ける鳥 3 セキセイインコのキキちゃん
どうもこんちゃんです。
虹を架ける鳥 2からの続きです。
うちに来て数ヶ月経ち、この生活にも慣れてきたようだった。
筆者が横になってゲームをしていると肩に乗って何をしているのか
観察しているようだった。
妻は溺愛しインコに関する本を買い漁り知識を蓄えているようだった。
インコはなんでも喋るイメージだっだが性別によって違うみたいだ。
メスなのであまり喋らないらしい
喋るメスもいるらしいがほとんど喋らないみたいだ。
妻が飼ってきたインコは全部オスだったようでよく喋ったらしい
色々、覚えさせたいみたいで妻は毎日
おはよう!とかキキちゃん!て話しかけていた。
筆者も話しかけたりしていたが人の言葉は覚える気配はなかった。
でも放鳥の際にyoutubeでお話しをするインコの動画を見せているとyoutubeのインコの声真似をするようになった。
youtubeのインコはオスなので達者に話ししていた。
そのインコがオスのせいか、うちのインコは夢中になって画面に張り付いていた。
スターウォーズのR2D2の機械音の真似や、そのインコが話すこと、歌などを真似するようなっていた。
それからうちのインコは関係のないことを連呼するようになった。
全部、youtubeのインコの真似だった。
このインコがうちに来てから
家庭での変化が少しずつ出てきていた。
夫婦間の会話や笑う機会が増えたのだ。
単純にキキちゃんの毎日の行動やあんなことを喋っただの
変な行動で私たちを笑わせてくれた。
この時にハマっていたのであろう
野菜を入れるケースを支える部分に体をむりやり入れている。
知らぬ間に夫婦間の言い争いも減っていった気がする。
こんな小さな体だったが私たち夫婦に与えた影響は大きかったのかもしれない。
妻から送られてくるLINEには常に画像が添付され
キキちゃんが〜、〜してるなどなど
逐一、報告が来ていた。
仕事で疲れていても気持ち的に癒されていたのかもしれない。
妻はすっかりこのインコが居ないと生きていけないほどに
依存していたし私たちの生活の中心になっていた。
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